2015年10月20日

ハミ出しGS大全(27)ザ・サイレンサー 恋の夜汽車 昭和43年

 ザ・サイレンサーは濃尾平野の北西部、愛知県一宮市出身。古くは舟木一夫、つボイノリオ、最近ではスギちゃん、北原里英(AKB48)を生んだところ。

 何年か前、市長が「一宮市を名古屋の副都心にしよみゃ〜か」と言ったら「とろくせゃあこと言っとたらあかんがね」と市議会で一笑に付されたらしい。名古屋駅〜一宮駅は約17キロ離れていて、東京駅〜松戸駅に匹敵する距離がある。

 結成は昭和43年。同年、自主制作盤『恋の夜汽車』をリリースした。どってことないGSサウンドだが、翌44年4月、文化放送『グループ・サウンズ人気投票』で1966票を獲得して44位になったから、そこそこの人気があったと思われる。

 ただし、レコードは自主制作盤1枚のみ。昭和45年に解散してしまった。

 でも、転んでもタダでは起きないところがえらい。同時期、名古屋で活動していたバーンズのメンバーとコスモスファクトリーを結成。日本初のプログレッシブ・ロック・バンドの誕生となったのである。

 キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、YES、EL&Pなどが幅を利かせていたところに、突然の殴り込みというわけだが、ちょっとばかり叙情的なところが特徴的。

 なお、同じバーンズでも、大阪新潟東京のバーンズではなく、名古屋のバーンズ。ザ・サイレンサーから泉つとむ、滝としかずが参加した。

▲グル−プサウンズ カルトGS 自主制作レコードから、01:15〜01:30=『恋の夜汽車』、01:31〜01:47=B面『夢の花』

▲コスモスファクトリーのファーストアルバム『トランシルヴァニアの古城』から『追憶のファンタジー』。昭和48年発売。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ハミ出しGS大全
この記事へのコメント
サイレンサ〜を初めて聴いた時は、いかにもアマチュアっぽいサウンドだけど、妙に汽車の汽笛の音がこびりつきました。B面の「恋の花」が聴きたくてレコードを購入しましたが、少しイメージが違いました
Posted by ひろA at 2016年10月26日 12:52
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